服用開始時 35才 女性

こんにちは。
今日の患者さんは「多発性子宮筋腫」の方になります。

2年ほど前から少しずつ月経量が増えて生理痛が毎回でるようになったので検査に行った所、「多発性子宮筋腫」と診断。
将来的に妊娠も考えていて、症状と共に筋腫の進行を抑えられればとこちらにご相談に来られました。

「漿膜下」「5~6㎝」の筋腫が確認されていて、それよりも小さい筋腫が所々に「8~9個」確認されており、血液検査の数値も「貧血」の診断をされたとのこと。

症状としては「腹部の張り」「経血量の増加」「下腹部痛」「冷え」が一番気になるとのことでした。

漢方薬の種類として

①筋腫を改善する煎じ薬
②オ血を改善する煎じ薬

の2種類を組み合わせて出させて頂きました。

漢方服用開始から2ヶ月、生理痛・経血量共に改善が見られてきたとのこと。
冷えの感じもなくなってきたとのことでした。

漢方服用開始から5ヶ月、生理痛はなく経血量に関しても落ち着いてきているとのこと。
冬に差し掛かっても冷えはほとんどなく、楽に過ごせているとのことでした。

漢方服用開始から9ヶ月、病院の検査で筋腫に縮小が見られたとのこと。
生理痛や腹部の張りもなく過ごせているとのことでした。

漢方服用開始から1年、状態も落ち着いているので漢方薬の量を減らして様子をみることになりました。

漢方服用開始から1年3ヶ月、漢方を減らしてからも調子良く過ごせているとのこと。

漢方服用開始から1年9ヶ月、コロナの影響もあり自宅での仕事が多くなったが体調は良いとのことでした。

漢方服用開始から2年、調子よく過ごせているとのことでさらに漢方量を減らして様子を見ることになりました。

漢方服用開始から2年6ヶ月、調子は乱れることなく過ごせているとのことでした。

漢方服用開始から2年8ヶ月、生理が来なかったので検査した所『妊娠』陽性のご報告。
つわりもなく赤ちゃんは順調に育っているため、漢方薬を一旦終了となりました。

漢方薬でカラダが良い状態を保てていたので妊娠できたと思う、との言葉をいただきました。
実際に検査でも筋腫は大きくなってはおらず、自覚症状もほぼなくなっていたとのこと。
このまま母子ともに健康で元気な赤ちゃんに出会えることをなによりも楽しみにしています。