貧血は漢方で良くなります
血液検査で貧血を指摘されて…
立ち眩みやふらつきがある…
常にだるくて中々動けない
漢方薬で「貧血」を改善して元気な日々を
貧血とは
血液中の赤血球数やヘモグロビン値が何らかの原因で下がってしまう状態を指します。
女性は毎月の生理時の出血による「鉄欠乏性貧血」が起きやすいです。
閉経後の女性や高齢の男性の貧血は「内臓の出血」や「がん」の可能性もあるので注意が必要です。
貧血の種類
貧血は大きく分けると
・鉄欠乏性貧血
・腎性貧血
・再生不良性貧血
・溶血性貧血
・悪性貧血
この5種類に分類されます。
貧血の原因
貧血の中で最も多いのが、血液中のヘモグロビンが不足する事による「鉄欠乏性貧血」です。
ヘモグロビンを作る材料となる「鉄」の不足から引き起こされます。
原因として生理による出血の他に子宮内膜症や子宮内膜ポリープ、子宮筋腫などによる月経過多、食事による鉄分の不足などが挙げられます。
他には
・腎機能の低下が原因の「腎性貧血」
・ビタミンB12が体内に上手く吸収されない事で起こる「悪性貧血」
・血液を作る骨髄の機能の乱れによる「再生不良性貧血」
・何らかの原因で血液が寿命よりも早く壊されてしまう「溶血性貧血」
などがあります。
貧血の症状
初期には無症状の場合がほとんどです。
症状が出てくると口唇や眼瞼結膜、皮膚の粘膜が青白くなります。
自覚症状としては
・倦怠感
・イライラ
・動悸
・息切れ
・眠気
・頭痛
・めまい
・耳鳴
・視力低下
・手足の冷え
など多くの症状があります。
ひどい時は「失神」や「体を上手く動かせなくなる」といった事も。
これらは違う原因から発生する可能性もあるので注意が必要です。
貧血の漢方薬
東洋学的には貧血とその原因を
・出血や栄養不足により血が足りていない「血虚」
・胃腸や身体に元気がなく、血を保てない「気虚」
・加齢や老化から精力を失ってくる事による「腎虚」
などに分けて考えていきます。
色々な原因が混在している方の場合は「血虚と腎虚を補う漢方薬」や、「血虚と気を補う漢方薬」を組み合わせたりする事もあります。
精神が不安定な方には「気持ちを落ち着かせる漢方薬」も選別します。