服用開始時 50才 女性

こんにちは。
今日の患者さんは「多発性子宮筋腫」・「貧血」の方になります。

30代後半に病院の検査で「多発性子宮筋腫」と診断され、サイズが小さかったので経過観察で様子をみていました。
最近になって経血量が増えてきたので病院で再度検査した所「多発性子宮筋腫」が進行しているとのこと。
筋腫が悪くなるのを防いで、手術をせずに症状も緩和したいこちらにご相談に来られました。

筋腫のサイズは「5.5㎝」が1個、他にも小さいのが確認されているとのこと。

症状としては「貧血」「月経過多」「下腹部の張り、違和感」が気になるとのことでした。

漢方薬の種類として

①筋腫・オ血を改善する煎じ薬
②生理時の過剰な出血を抑えて血を補煎じ薬

の2種類を組み合わせて出させて頂きました。

漢方服用開始から1ヶ月、経血量がいつもより少なかったとのこと。
お通じの感じもとのことでした。

漢方服用開始から2ヶ月、腹部の張りが減ってきているとのこと。

漢方服用開始から3ヶ月、経血量が以前のように落ち着いてきているとのこと。
貧血も改善しているので、体調も良く過ごせているとのことでした。

漢方服用開始から4ヶ月、病院の検査では筋腫の進行はないとのこと。
症状も落ち着いているとのことでした。

漢方服用開始から6ヶ月、生理が以前のように通常に戻っているとのこと。
胃腸の調子も良いとのことでした。

漢方服用開始から7ヶ月、寒くて冷える時もあるが体調は良いとのことでした。

漢方服用開始から10ヶ月、調子が良くなって漢方を忘れてしまう日もあるとのこと。
もう1ヶ月分お渡しして用法通りに服用を終えたら漢方をいったん終了となりました。

調子良く過ごされているようで安心しました。
経血量の心配がなくなって精神的にとても楽になったとおっしゃって頂けました。
お体の調子が良いまま閉経を迎えられると良いですね。