昭和46年生 女性

こんにちは。
今日の患者さんは「子宮筋腫」・「子宮腺筋症」の方になります。

8年ほど前から生理痛が強くなったので病院にて検査をした所、「子宮腺筋症」と診断。
ピルを3年間ピルを服用していたが症状が出てきたため、再度検査を受けた所「子宮筋腫」も確認。
少しでも緩和できればとこちらにご相談に来られました。

症状としては「経血量の増加」「激しい生理痛」「下腹部痛と張り」が気になるとの事。

血液検査では「貧血」を指摘されていて「冷え」も感じているとの事でした。

漢方薬の種類としては

①筋腫を改善する煎じ薬
②オ血を改善する煎じ薬
③痛みを緩和する煎じ薬
④生理の出血を整える粉薬(生理の期間のみ)

の4種類を組み合わせて出させて頂きました。

漢方服用開始から1ヶ月、下腹部の張りや痛み、生理痛が治まって楽になったとの事。
経血量も以前の量に戻り、冷えも改善しているとの事でした。

漢方服用開始から3ヶ月、引き続き痛みはなく過ごせているとの事。
検査の結果では腺筋症も筋腫も悪くはなっていないとの事でした。

漢方服用開始から5ヶ月、経血量も以前の形になり、生理痛もほとんどないとの事。

漢方服用開始から7ヶ月、久しぶりに生理痛があったがすぐに治まり、調子は良いとの事。
体調が良いので漢方薬を1か月分お渡しして治療終了となりました。

痛みもなく楽に過ごされているようで安心致しました。
腺筋症と合併されている方は辛い症状に悩まされる事が多いです。
筋腫の勢いを抑えるだけではなく、症状の改善も見られているのでこの調子で過ごせると何よりですね。