昭和58年生 女性
 
こんにちは。
今日の患者さんは「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」の方になります。
 
以前より「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」と診断されていましたが、体外受精により2人の子供を出産。
将来的に3人目が欲しいとの事でこちらにご相談に来られました。
 
「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」の特徴である「無排卵」「ネックレスサイン」が確認されているとのこと。
 
また症状としては「下半身の冷え」「顔のほてり」「不安時の動悸」が気になるとのことでした。
 
漢方の種類としては、
 
①自律神経を整える漢方薬
②オ血を改善する漢方薬
 
の2種類を組み合わせて出させて頂きました。
 

漢方服用開始から1ヶ月、「冷え」がほとんど感じなくなり「ほてり」も良くなっていているとのこと。
イライラはまだあるが、嫌な気持ちを溜め込んでいないとのことでした。

漢方服用開始から2ヶ月、病院での検査で「ネックレスサイン」がなくなり、排卵している可能性があるとのこと。
冷えも改善してきているとのことでした。

漢方服用開始から3ヶ月、生理周期は長くなったが、今回の検査でも「排卵が認められた」とのこと。
イライラや動悸などはなく、楽に過ごせているとのことでした。

漢方服用開始から6ヶ月、排卵が認められるようになってきたとのこと。
調子も良いのでご本人の希望により、一旦治療終了となりました。
 
卵巣の状態も整い、冷えなどの症状も改善してきているので安心致しました。
引き続きこの調子で改善が見られ、自然妊娠に向けて良い報告が聞けるとなによりですね。